CDCが勧める、健康的なプールの使い方
アメリカCDC(アメリカ疾病予防管理センター)は一般生活に役立つ情報をホームページやTwitterなどで提供しています。
この記事では夏に使うプールについての記事、”Healthy Swimming, Steps of Healthy Swimming“について解説します。
私たちが入るプールは水を共有するわけですから、自分たちが安心で健康的に過ごすためにするべきことがあります。病原菌やケガから守りために、いくつかの簡単で効果的な方法を紹介します。
プールをチェックしましょう
十分に管理されたプールでは病原菌が広がることはそれほどありません。訓練された監視員がいて、設備が安全に管理されているなら、ケガや溺水ということも、あまり起きません。以下のチェックリストを使ってみましょう。
- プールの最新の検査結果をチェック
- 底の排水溝が見えているか
- 排水溝は覆われており、整備されているか
- プールのpH、遊離塩素、臭素濃度を水質検査紙でチェック
- ライフガードをチェックしましょう。監視に集中していますか?もしライフガードが勤務中でないなら、”ライフガードは勤務しておりません”の看板がありますか?
- ライフガードがいないなら、安全の設備(浮き輪や棒など)はどこにあるのかチェックしましょう
- プールが使えるときは消毒などの化学物質は使用していない
自分、子どもの状態をチェックしましょう
尿、便、汗、血液、よごれをプールに持ち込まないように以下の場合は入らないようにしましょう。
- 下痢をしている(プール全体に感染を広げます)
- 傷が開いている場合(手術やピアスを開けた後)もしくは傷が防水の絆創膏でおおわれていない
汗はプールの間にシャワーを浴びて流しましょう。1分程度シャワーをあびれば、体についたよごれなどは落とすことができます。
自分だけでなく周囲の人も守りましょう
- 日焼けから皮膚を守りましょう。少なくもSPF 15で、UVA,UVBの両方を防ぐ日焼け止めを選びましょう。
- しっかりとしたライフジャケットを使用しましょう。
日焼け止めについてはこちらの記事でまとめています。
日本とアメリカの皮膚科学会がすすめる子どもの日焼け止め対策を紹介
プールに入った後に注意すること
- 排尿、排便をプールの中でしない
- プールの水を飲まない
- 子どもをずっと監視する。こどもは数秒のうちに、静かにおぼれます
1時間ごとにみんなプールから出ましょう!!
- 子どもにはトイレ休憩をとりましょう
- オムツをチェックして、トイレで変えましょう。病原菌を広げないためにもプールサイドで変えないように
- 日焼け止めを再度塗りましょう(日焼け止めは1時間程度でとれますし)
- 水分を
- 泳いだ後は耳の水分を十分にタオルなどでとりましょう
これらの注意を守ってプールを楽しんでください
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