日本とアメリカの皮膚科学会がすすめる子どもの日焼け止め対策を紹介

熱中症を予防する最適な飲み物、摂取量、タイミングを解説



子どもにも日焼け止めは必要か

日光の紫外線で起こる日焼けは過剰に浴びると

  • 皮膚の老化を早める
  • 皮膚がんのリスクが増える
  • 目の病気を起こしやすくなる

このような健康被害が起きる可能性があります。これらはよく知られていることと思いますが、大人同様に日焼け止めは子どもに必要なのでしょうか?日本小児皮膚科学会もアメリカ皮膚科学会も子どもの紫外線対策についてはホームページで情報公開していますので、紹介します。

日焼け止めの選び方

日焼け止めを選ぶうえで大切なポイントは3つあります。

  1. UVA、UVBの両方を防ぐか
  2. 十分な防御指数があるか
  3. ウォータープルーフ(water-resistant)であるか

UVA,UVBの両方を防ぐ

アメリカでは同様の意味で商品に“broad spectrum”と記載されています。広い範囲という意味で、2種類の紫外線を防ぐことが大切です。PAはUVAを、SPFはUVBを防止する効果を示す指数です。ですから、両方が記載されておけばよいです。

十分な防御指数があるか

SPFは数値を、PAは+の数で防御指数が示されていますがどれぐらいで十分なのでしょうか。各学会のホームページには以下のように掲載されています。

日本小児皮膚科学会

  • 日常生活 PA ++、SPF 15〜20
  • 海や山 PA++〜+++、SPF 20〜40

アメリカ皮膚科学会

6ヶ月以上の乳児にSPF 30以上

*6ヶ月未満は使用を避けた方が良い

よく商品で身かける指数に比べて低いと思われるかもしれません。アメリカ皮膚科学会のサイトにはこの指数について次のようにも述べています。

。少なくともSPFは30の日焼け止めを使用しましょう。これでUVBの97%を防ぐことができます。これ以上高い数値であっても、ほんの少しだけ防げるようになるだけであす。また高い数値だと日焼け止めの塗り直しなしをせずに、より長時間すごせるというわけではありません。

ウォータープルーフ(water-resistant)であるか

英語ですとレジスタントと記載されます。アメリカ皮膚科学会には”日焼け止めは防水(waterproof)でも防汗(sweatproof)でもなく、塗り直しが必要”と書いています。プールや海の場合だけでなく、汗によって日焼け止めは落ちてしましますから、耐水性は大切です。water resistant(40分間)、very water resistant(80分間)のものがありますが、どちらを推奨するとは書かれていません。外出時間に長時間の外出では2時間毎の塗りなおしをアメリカ皮膚科学会は勧めています。

日焼け止めの使い方

環境省が作成した、紫外線環境保険マニュアル2008に詳しく解説されています。

引用元 環境省 紫外線環境保険マニュアル2008より

子どもにおすすめの日焼け止めを紹介


amazonで検索するだけでもたくさんの日焼け止めが見つかると思います。上記の3つのポイントをおさえると、このような日焼け止めがおすすめです。マミーUVアクアミルクは我が家でも愛用しています。これらであれば、子どもに使用が勧められている状況ならどこでも使えます。そして日焼け止めの種類や使い方については大人も同じでも問題ありません。なので親と子どもが共用することが可能となり、お出かけの時の手間もはぶけます。

過剰な紫外線予防の良くない点

紫外線が体に必要なことがあります。紫外線は骨を強くするために必要なビタミンDを活性型にします。この活性型ビタミンDが不十分だとくる病という骨の病気になる可能性があります。ただし、子どもが必要な日光浴は手の甲が15分程度日光にあたれば十分です。普段の生活でも十分に達成できる目標だと思うので、日光不足を心配する必要はほぼないでしょう。

私が親御さんに注意してもらいたいのは、過度の紫外線対策です。日焼け止め、長そで、親と同じ日傘に入れる等を行い続けた結果、くる病になったお子さんを診察、治療したことがあります。何事もやりすぎてよいことはありません。

その他の工夫

日焼け止め以外にも紫外線をさけることはできます。以下の方法も有効ですので考えてみてください。

  • 外出の時間帯を選ぶ
  • 日陰を選ぶ
  • 適切な帽子や衣類を選ぶ

参考資料

日本小児皮膚科学会 お役立ちQ&A

紫外線環境保険マニュアル2008(環境省)

気象庁 紫外線情報

アメリカ皮膚科学会Sunscreen FAQs(英語)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です