子どもの肥満度 計算式と判断方法を解説します【簡易法も教えます】

子どもの肥満度 計算式と判断方法を解説します【簡易法も教えます】



子どもの肥満は日本でも増え、問題になっています。

まずはどれぐらい肥満なのかを知ることが大事ですが、

なぜ子どもは肥満度を使うの?

大人と同じBMIはなぜ使えないの?

肥満度の計算方法、評価方法は?

この記事では、子どもの肥満の評価法を解説します。

肥満度

肥満度

肥満度とは

肥満の判定には体脂肪量(率)の評価が必要ですが、簡単で正確な方法はありません。

肥満度とは身長の標準体重に対してどれぐらい体重がオーバーしているかを評価するものです。

この方法は小児の成長にともなって長期的に使用するのによい方法といわれています。

計算式

肥満度は以下の式で計算できます。

肥満度
肥満度=100 ×(体重ー標準体重)÷ 標準体重

簡単な式ですが、標準体重を調べないといけないのがやや不便です。

標準体重

日本では2000年の厚生労働省の乳幼児身体発育調査報告書(0歳〜6歳)と、文部科学省の学校保健統計報告書(6歳〜17歳)データをもとにして作成されています。

標準体重は日本小児内分泌学会のホームページからダウンロードできます。

性別身長別標準体重(PDF)

1~5歳、6歳以上にわけて表が作られているので、対応する部分の体重を探しましょう。

 

身長が同じでも年齢が違うと、体の組成などもかわってきます。

その違いも考慮したものが、性別、年齢別、身長別の標準体重です。

性別年齢別身長別標準体重(PDF)

5~17歳までに使うことができる表です。

年齢を考慮するならこちらの方がより正しいと思います。

評価方法

肥満度の数値(%)で評価します

  • ±20%以内は標準体重
  • +30% 軽度肥満
  • +30-50%を中等度肥満
  • +50%を超えると高度肥満

 

幼児期(6歳未満)であれば以下となります

  • 15%以上は太りぎみ
  • 20%以上はやや太りすぎ
  • 30%以上は太りすぎ

簡単な方法

もう少し簡単な方法があります。

それはグラフに書き込む方法です。

グラフは小児内分泌学会のホームページよりダウンロードできます。

http://jspe.umin.jp/public/himan.html

標準体重、+20%、+30%、+50%の曲線があります。

計測した身長、体重だけで判断できて便利です。

正確な数字が必要なら計算をしましょう。

BMIはだめなのか

BMIはだめなのか

BMI

BMIは標準体重がなくても簡単に身長と体重で計算できるので便利です。

BMI

BMI = 体重kg ÷ (身長m)2

大人の肥満評価につかわれています。

小児では年齢にともなって身長、体重、体の組成が変わるため、判断が難しいです。

アメリカでは小児のBMIはパーセンタイルで評価されており、

  • 85 以上 95 未満が過体重
  • 95 パーセンタイル以上が肥満

となっています。

パーセンタイル
データを大きさの順にならべたときに、何番目なのかを評価する方法

グラフであればBMIのパーセンタイルを求めることは簡単にできます。

小児内分泌学会ホームページからダウンロードしてみてください。

男子BMI曲線

女子BMI曲線

ローレル指数

子どものときに聞いたことがあるかたも多いと思います。

ローレル指数

ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)3 × 10

BMIと同じ理由で子どもでの評価には不向きです。

またパーセンタイルを計算する方法もないので、肥満度ほど正しく評価はできません。

まとめ

肥満は将来のメタボリックシンドロームのリスクです。

若ころから予防をしましょう。

まずは今の体重、肥満度を知ること。

どうやれば肥満がよくなるかわからない方は、かかりつけ医に相談してください。

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