夜、寝ていた子どもが突然起きて、さけぶ夜驚症
ストレスになっているご両親も多いと思います
夜驚症がどれぐらいの頻度で子どもたちに起こっており、なぜ起きてしまうのか、どうしてあげたらいいのかをわかりやすく解説していきます
頻度
正確な頻度はわかっていません
アメリカ精神科学会によると
1歳半 37%
2歳半 20%
といわれています
アメリカのメイヨークリニックのホームページでは、子どもの40%程度におきるとかかれているので、めずらしい病気ではないです。
症状
眠ってしばらくして、このような症状がおきます
おびえて、叫ぶ
目をひらいてみつめる
汗をかいたり、息があらかったり、ドキドキする
起きているようだが、混乱している
なだめることができない
翌朝になるとほとんど覚えていない
これらの様子をきくと、「悪夢」との違いが気になるが、悪夢でうなされる場合は、その時の記憶や夢の内容などを覚えている点が大きく違う。
原因
様々な原因があります
睡眠障害、極度の疲労
ストレス
睡眠のリズムがくずれる(旅行などで)
発熱
また夜驚症をの3人に1人は、なにかきっかけがあります
とても楽しいイベント(家族旅行、遊園地にいく)
恐怖体験(事故の経験、怖いテレビや本)
緊張などのストレス(発表会)
リスクとして家族のなかに夜驚症のひとがいると、おきやすくなったり、女の子のほうが多いといわれています
対応方法
子どもの様子を見守るしかありませんが、夜驚症は2−3分、長くても10分以内におさまります。
押さえつけたり、呼びかけたりせず、自然にとまるのをまちましょう。
薬などの特別な治療は必要ないです。
そして、年齢とともによくなっていきます。
いつ病院を受診したらいいのか?
あまりにも夜驚症の回数が多く、家族がつかれるほどであるなら小児科医に相談しましょう。
この場合は、薬を使用して夜驚症をかるくしたり、止める場合があります。
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