夜間休日に子どもが病気になったときに役に立つ、知っておくべき病気の情報のしらべ方を小児科医が紹介します。



夜間休日、長期休暇では病院もお休みになります。そのようなときに子どもが病気、ケガをしてしまったら、あなたは誰に相談しますか?

この記事では知っておくべき医療情報を手に入れる方法を紹介します。

#8000

画像引用元 子ども医療電話相談事業(#8000)について より

こども医療でんわ相談事業といいます。

全国同一の番号#8000に電話することで、各都道府県の相談室につながります。

そして小児科医、看護師にこどもの病気について相談できます。

受付時間は地域によって違うので、ホームページで確認しておくことをおすすめします。

教えて!ドクター

教えて!ドクター

長野県佐久市の医師会によるホームページです。

わかりやすく、かわいらしいイラストとともに病気について解説されています。

PDF形式の冊子だけでなく、iphoneとAndroid療法のアプリも作成されています。

困った時に使うのも、事前に勉強するのもどちらにも使えます。

こどもの救急

こどもの救急

日本小児科学会が監修してつくられたサイトです。

対象となるのは、生後1ヶ月から6歳までのこどもについての病気やケガなどです。

全部で19個のカテゴリーが用意されています。

診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安につかってください。

中毒110番

日本中毒情報センターがおこなっている情報提供サービスです。

中毒110番・電話サービス

無料で電話相談することもできますし、中毒事故についての情報も紹介されています。

「たばこなどを食べてしまった」「洗剤を飲んだ」など、急な対応が難しい場合に相談できます。

新しいタイプの洗剤を誤飲、誤嚥する事故が増えています。気になる方はこちらの記事を参考にしてください

子どもが新しいタイプの洗濯用洗剤を誤飲!症状、危険性を知っていますか?

2019年9月13日

ちなみに医療従事者からの問い合わせの場合は、有料での対応となります。

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ABOUTこの記事をかいた人

病院で勤務する小児科専門医 1児(娘)の父です。 娘の誕生を機に、小児科医だからできる育児情報の配信をはじめました。 育児、子どもの病気、最新の論文を紹介していきます。